PROTOTYPES

ドイツ人デザイナーのローラ・ベアムとイギリス人デザイナーのカラム・ピジョンは、2021年にプロトタイプスを設立した。彼らはパリのヴェトモンで仕事をしていたときに初めて出会い、彼らの目標は常に真のサステナビリティを中心に据えてきた。チューリッヒを拠点とするこのブランドは、時代の流れを追ったり、業界がやっていることを解釈しようとしたりすることにあまり興味がない。プロトタイプのコンセプトはもっと破壊的で、デッドストックやユニフォーム、ヴィンテージ品からエモーショナルなつながりのある衣服を作り出すことだ。このブランドは、すべてのコレクションにおいて、サッカーとカラムの労働者階級のルーツに常に言及してきた。サステイナビリティ（持続可能性）へのこだわりは、ブランドの哲学の中核をなすものであり、ウェブサイトでは、どんな古着からでも自分だけの一着を作ることができるマニュアルやソーイングガイドをダウンロード配布している。